余談:八百万の神様と8月の本
お店をはじめる前の頃 八重山諸島へ旅に魅了された理由
もちろん 美味しいごはんやお酒 海 森 草花
一番は 海に囲まれた小さな島は 今も 自然を恐れ 感謝し 敬う
そんな風習が いろこく 感じられるからだと思います
はい 一か月前くらい 内容が気になって録画しておいた Eテレの「スイッチ 達人達」という 対談番組
そのときが ライムスターの宇多丸さんと 民族学者の畑中章宏さんの回が とても興味深くて
畑中章宏さんの著書を 読みすすめるのと同時に 対談でも触れていた 柳田國男 関連の本
8月は のんびり のんびり 読んでいました
日本の神様 (よりみちパン! セ)
畑中 章宏 (著)
こども向けにも書かれている 「日本の神様」
日本は いろいろな神様が ごっちゃになっていて
ああ そういうものだ 日本のそういう文化は好きだ
と 今まで 漠然と 日本美術全般 好きだったのですが
「神仏習合」をあらためて理解すると また 美術や風習にも 面白い結びつきがたくさんあり
とても たのしく わかりやすく読めました
『日本残酷物語』を読む (平凡社新書) 新書
畑中 章宏 (著)
今回 ちゃんと向き合ってみようと思った 柳田國男関連の本
〈文芸の本棚〉柳田国男: 民俗学の創始者
河出書房新社編集部 (編集)
没後50年を迎えてさらに輝く民俗学の創始者柳田国男の総合研究。
『文芸読本』の特集を中心に歴史的文献から最近の成果まで網羅。「柳翁閑談」など、単行本・全集未収録の柳田文献も多数収録。
まだまだ入り口 それでも エッセイ含め だいぶ柳田國男の文章にも慣れてきました
どこが自分の興味あるポイントなのかも 少しずつわかってきたので 今後の自分に期待したいと思います
いつも 図書館に行くと あれも これもと本を抱えていき 借りるも期間中 読めなかった2冊
民俗と民藝 (講談社選書メチエ)
前田 英樹 (著)
柳田國男の民俗学と柳宗悦の民藝運動──。
毎回 結局読めない レヴィ=ストロース
これ 絶対 後々 大切な本になりそうなので また じっくりチャレンジしますー
姉に借りた漫画シリーズ 3冊を読みました
定番すぎる文学作品/有名すぎる/必修すぎる
文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。 (torch comics)
ドリヤス工場 (著)
ひそかに アングラ好きをかかげていたわりに それ 通ってないの‼
といわれそうな文学作品 わたし いっぱいあります
夢野久作の「ドグラ・マグラ」 江戸川乱歩の「人間椅子」が あんなこわい話なの知らなかった…
たぶん 原作 読めないと思いました
それでも 日本のアンダーグラウンドは興味深い!わたしの好きなにおいが ぷんぷんする
そんなワクワク感から 伏見 特殊書店Bibliomania さんに行ったことない!と思って 調べていたら
伏見の地下から 地上の方へ 店舗の場所がかわったみたいです
移転の理由 伏見の地下は 呑み屋が増えて「リア充」感が漂いはじめたら って書いてあったけど ほんとかな・笑
Bibliomania さんに行って それから 伏見の地下で お酒たのしく呑めたら たのしいだろうな~って思います
はい うだうだと また 好きなものの話
さいごまで お付き合いいただき ありがとうございます
お盆期間 13(月)14(火)と 少し人に迷惑もかけながらも
のんびり 過ごすことができました
アングラ好きが どこまで お店の役に立つか は 謎ですが
また 明日から がんばりたいと思います
よろしければ お店でお待ちしていますー
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by kitowa
| 2018-08-14 19:55
| 店主の環っぱ